今日は、知り合いの女医さん、歳は少し下のセレブな女医さんとお話する機会があったので、ちょっとメモしておこうと思います。
女医さんとは・・・
僕の世代の医学界では、もともと女医さんは珍しい存在でした。
そうですね。。
100人の医学生がいたとしたら、10人程度が女性という感じでした。
残り90人の男子医学生からしたら、やはり意識する存在(笑)。
いま現在はというと、各医局を見ても女医さんはかなり多くなっているようです。
今回、お話したのは、ちょっと前の世代の女医さんですね。
早くから結婚、出産
なぜ、世代の話をしたかと言いますと、
この方、医師になってすぐに結婚、出産されたとのことでした。
かなりの美人なので、おそらく男子医学生、医師などから注目されていたのだと想像します。当時はそもそも珍しかったので、注目度は凄かったと思うのです。
そして、ご主人も医師。
2人の子供さんを育てられ、いまは実家をはなれ共に大学生だそうです。
なぜセレブ女医と言ったのか
女医さんというだけで、まあセレブというか、かなり裕福かなと思うのですが、ご主人も医師なのでさらにセレブに違いないという発想です(笑)。
ご本人は、そんな意識はあまり無さそうでしたが、それでもいろいろな趣味があり、仕事以外でもアクティブにされているので、やはり余裕だな~と思ったのであります。
ここからが本題!
でも、何か悩んでおられる様子・・・。
聞いてみることにしました。
美人女医さんの悩みとは、いったい何だ!?
悩み1.医師としての実力に自信がない
はて?と思ったのですが、話を聞いてみると、なるほど!
早くに結婚され、子育てでお休みされたため、研修や若い時期の修行が不十分になって中堅になってしまった!ということでした。
確かに、自分の経験からしても、医師になってすぐのいろいろ教わったり経験したりする時期が甘いのは、ちょっと痛いなと感じました。
こればっかりは、育児休暇がうんぬんではなくて、同期たちと実力アップのタイミングがずれるのがちょっと厳しそうです。
悩み2.子どもの手が離れて宙ぶらりん
おー、これは女医さんに限らず、いや男性でもありそうな悩み。
それどころか、僕の恐れている悩みでもあります(笑)。
現在、2人の子どもさんは、遠方の大学に通っておられるそうです。
ちなみに、医学部かどうかは聞いていません。
医者同士って、子どもの進路を聞きづらいところがあります(笑)。
進路が医学部じゃないと、ちょっと気まずい空気になったりすることもあって(笑)。
十何年も、子育てと医師勤務の両立で忙しくされていて、子どもさんが家に居なくなり、何か物足りなくなってしまったようです。
わかります!
僕も、もうすぐ同じ状態になるのが分かっているので(笑)。
第2の人生探しってやつですね。
悩み3.老後の生活力の不安
えーっ、セレブなのに???
と、思うところなのですが、聞いてみるとフムフム。。
子は鎹(かすがい)と言いますが、子どもが居なくなって夫婦の維持が今までどおりで居られるのかという不安。。
まあ、これを言い出したら、みんなそうなんじゃないのか?とも思ったのですが、まあ分からなくもない。
先のことは分からない。
離婚したいと思っているわけではないが、それ違っていくのではないかという不安。
もしもの話ではあるけれど、もし離婚なんてなったら、自分もガチで医師として働かなければならない。
そんな時、自分の年齢や今の実力の不安から、「私の老後は大丈夫なのか」という話でした。
まとめ
なるほど、一見セレブで順風満帆に見えても、いろいろ考えておられるのだなと思いました。
実は、この女医さんとこうやってちゃんとお話しるのは初めてで(その割に深く聞いてるけど(笑))、また次回お話しする機会があれば、状況や心境の変化についてたずねてみたいと思います。