医師業務

癌を見つけるということ【医師のメモ帳】

 

医師にもいろいろな専門科がありますので、科によって日々接する患者さんの種類は異なります。

でも、ほとんどの臨床科の先生方が、外来患者の中で、癌(maignancy)に遭遇することでしょう。

高齢者の癌に遭遇

これだけ平均寿命の延びた日本では、癌になる確率も高く、高齢患者さんの癌は珍しくありません。

個人的には、消化器症状・呼吸器症状・不定愁訴(なんかだるい)の患者さんを検査してみて、あ~~っということが多いです。

珍しくないとは言うものの、自分の親世代でもあり、自分自身にとってももはや遠い他人事でもありません。大変なことです。
また、ご家族の様子や気持ちに触れて、心を痛めます。

若年の患者の癌に遭遇

これはつらいです。

何も小児科に限ったことではなく、さまざまな科に10代、20代、30代の患者さんはたくさん来ますし、時々癌に遭遇します。

僕の少ない経験でも、部活帰りの女子高生が夕方訪れ、腹部エコーで癌を見つけてしまったこともあります。非常にまれなことではありますが。。

上記の高齢者でもつらいので、若年者は同等以上につらく、いろいろな思いが巡ります。
本人のこと、ご家族のこと、小さいお子さんがいらっしゃる場合もあります。

つらいことですが、それと向き合ったり、戦ったりするための医師ですから、宿命ですね。

フリーランス医師になってから

今は、フリーランスになって、がっつり入院患者と付き合うことがなくなりました。
ただ癌をはじめとする疾患を見つけ、初期治療をするだけと言った感じです。

医師としてのゴールに近づいている分、第一線から離れた感じですが、そんな今でもやはり癌を見つけてしまうのはつらいものです。

医学の進歩で、癌予防や新しい治療法も進歩しています。
できるだけ、癌で苦しむことが無くなるよう願っています。

これからの若い医師、医師を目指している学生さん達に期待!